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cislunar room

20181113

少し前に会社を興した。必要に駆られて。音楽も再開している。こちらも謎の進展があったが割愛。

とにかく大人の男性と話す機会が増えた。が、どう考えても同期と本の話をしている方が楽しい。それがあと少しで終わる、あるいは既に終わったことはもう分かっているので、何も考えないために仕事をしている。友達じゃないねの再確認をやってきたのが記憶に新しい。

死んでも君達には同情してもらいたくない。僕は一人で耐える。そしてその淋しさから何かを生む

と言ったのは武者小路実篤の『友情』の野島だったが、彼はこうも言っている。

自分は淋しさをやっとたえて来た。今後なお耐えなければならないのか、全く一人で。神よ助け給え

ある程度我慢して頑張れば、たくさんの経験を積めば、何か変わるのではないかと思っているが、むしろ簡単に多くの友達を作っている人との差が明確になってきてしんどくなる。仕事をするたび、いつの間にか砂のように干からびていた青春のような何かが背景にちらつく。小説や映画は楽しいが、我に返ると甘ったるい寂寥感が渦巻くのがわかる。ひとりの方が好きと言えるのは、信頼できる相手がいることの裏返しだと思う。ツイッターで吐き出せば構ってもらえる人を少しだけ羨ましく思ったり、思わなかったり。友達がほしいね。切実に。

でも腹切った文豪が、孤独が母なる港みたいなこと言っていた気がする。まあなんとかやります。